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松林図屏風

萩耿介 著

定価(本体1,500円 +税)

四六判 上製 300 ページ
978-4-532-17089-9
2008年12月発売

第二回日経小説大賞受賞!! 安土桃山の世、永徳率いる狩野派全盛の時代に独自の画風で対抗し、遂に脅かすまでになった絵師・長谷川等伯とその一派の盛衰を重厚な筆致で描く。謎多き巨匠の生涯に迫る力作歴史長編! 

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おすすめポイント

第二回日経小説大賞受賞作!
桃山絵画の巨匠、長谷川等伯が目指したものとは?
知らぬ者のいない日本画の巨匠の生涯を、彼を取り巻く人間模様やキリスト教や仏教、時の政治や芸術などとの関係を緻密に織り交ぜて描く、美術ファン必読!!

目次

 家族を連れて能登から上京、絵師として活動を始めた長谷川信春(等伯)は、永徳率いる狩野派全盛の世にあって有力寺社や武家からの注文は得られず、不遇をかこっていた。天正十年六月、本能寺の変。秀吉が信長の跡目を襲い、世は移る。だが、かつて堺の商人から聞いた言葉が頭を離れず、それは息子の久蔵にも影響を与えた。絵師の本分とは何か? 安土桃山の世に独自の画風を打ち立てた謎の多い絵師父子の生涯を描ききった力作長編。

編集者より

10月に決まった第2回日経小説大賞受賞作が早くも単行本化されました。タイトルから一目瞭然。桃山絵画の巨匠・長谷川等伯が主人公の「力のこもった、重厚な評伝」(高樹のぶ子選考委員)です。

織田信長にひきたてられ、洛中洛外図屏風や安土城の障壁画など、手がける作品すべてが畢生の傑作となった永徳率いる絢爛豪華な狩野派全盛の世。家族を連れて能登から上京し、絵師としての活動を始めた等伯は不遇をかこっていました。しかし権勢が劇的に移るのがこの時代。本能寺の変で絶大な権力を誇った信長が斃れると、芸術の権勢も一変します。千利休、商都・堺の商人、朝廷に仕える高級官僚、きりしたん、そして豊臣秀吉……。長谷川一門が狩野派に対抗し、独自の画風を打ち立てるにいたった時代は、政治から経済まで日本の権力構造が激しく揺れ動いた時期でした。作者はその時代の空気をとりこみながら、大胆な構成力と緻密な描写によって絵師・等伯の真の姿に迫ります。そして、作者の筆がその真の姿に近づいたとき、この小説は評伝を超えた新たな輝きを放ち始めます。なぜ作品のタイトルが、有名すぎるほど有名な国宝の名であらねばならなかったのか、それがこの小説の最大のミステリーとも言えるでしょう。

最後に、多くの方が読後、作品に登場する障壁画や襖絵、屏風絵が見たくなることと思います。ご安心下さい。ほとんどが国宝であり一般公開もされています。本書を片手に冬の京に旅立たれるのも一興でしょう。

(文化出版部・苅山泰幸)


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